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⓬父のすい臓がん闘病生活5月~食べるようになってから~

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私の父「ときよし」は2017年3月にすい臓ガンが見つかりました

 

ICUから病室に戻って3日後くらいから食事が始まりました。

ほぼ1か月以上食べ物を食べてなくて食べれない事もずっと辛そうにしてはったんで食事が出ると聞いてときよしはちょっと元気になったし、私もテンションが上がりました。

でもいざ口にすると食べ物が口に合わなくて2~3口でごちそう様しました。

重湯と果汁だったような気がしますが・・

食べれないのが辛かったのに長期間続くと逆に食べる事に

抵抗がある様でした

「慣れ」というものかな・・人の体は不思議にできています。

 

ところがそこからみるみる回復していったのです

 

5月8日 病室に帰ってくる

5月11日 重湯始まる

5月15日 歩行器で歩いてみる

5月17日 お腹から繋がってた管の左側が外れて、腕の点滴類も外れる

5月23日 眠剤やめる(寝る事あきらめる)

5月24日 相変わらず口の中が熱くて氷をなめる

5月25日 散髪(ずっと座ってるのが疲れてた)

5月27日 小さいボールおにぎり・ハム・スイカ・メロンほんのちょっと食べてみる(家から持ってきたやつ)

5月28日 おにぎりボール・卵焼き・煮つけほんのちょっと(体重60キロ)

5月29日 メロン2切れ 首の点滴外れる

5月30日 普通食始まる

5月31日 お腹右の管外れる シャワーを浴びる(体重62.8キロ)

 

先生たちが回診に来るたびどんどん元気になっていくなぁと言われて、とっても嬉しそう

多少お腹が痛くても今は術後すぐに歩けと言われます。そっちの方が早く回復するそうです。

 

~ごはんの力~

食べない間は栄養剤を腕やら首やら点滴で入れたり直接腸に送ったりしながら命をつないでくれます

それでも1日に摂れるカロリーは1キロ前後といったところでしょうか

私たちは元気なら口から色んなごはんを食べて、しかも(おいしい)と思いながら簡単に高カロリーを摂る事が出来ています

 

体に良い食べ物ももちろん大事ですが「口から食べる」という事自体が幸せな事と思えます

 

病気を目の当たりにして、毎日の当たり前に改めて感謝しました。