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⓭父のすい臓がん闘病生活6月~外泊~

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私の父「ときよし」は2017年3月にすい臓ガンが見つかりました

 

6月に入るとますます目に見えて回復してくれました。相変わらず痛いけど、だんだん傷口の痛みはマシになってきて寝れる様になって、大部屋に移ったり、栄養剤が減ったり、リハビリも歩行器に加え筋肉運動が増えたりして前のときよしに戻るのはそう時間はかからないだろうなぁと思っていました。

 

そうしてるうちにときよしの誕生日が近づいてきたのでそれに合わせて「外泊」の許可をもらいました。

 

6月13日

 

朝から体に付いている管を全部外してもらって小さいかばんに着替え1泊分きれいにたたんで入れてお気に入りの時計をはめて眼鏡をかけゆっくり歩いて病室を出ました。

途中ナースステーションに寄って、「ちょっと家に帰ってくるけんね、今日誕生日やけん」と看護師さんたちに一言伝えてはりました。

看護師さんたちからは「誕生日なんーおめでとう」「外泊出来て良かったやーん」「そんな元気ならもうここには戻らんでも大丈夫ちゃうか」と、たくさんの言葉をかけてもらっていました。

看護師さんというのはお喋りも上手で癒されます。

 

病院を出ていよいよ2か月振りの外です。車に乗って私が運転する横で走る景色をじっと眺めてはりました

 

外泊は私の家で過ごします。

夕方子供たちが帰ってきて旦那も帰ってきてときよしのリクエストのご飯とケーキで誕生日を祝って誕生日プレゼントも渡しました。

プレゼントは肩から斜め掛けできる茶色のカバンなどです

このかばんはちょっと前に友達Yちゃんとご飯を食べて買い物した時Yちゃんがときよしに買ってくれたものでした。

Yちゃんはとても思いやりがあります。

ときよしもそれを知って大喜びで「Yちゃんの11月の誕生日はお返しせんばね~・・なんがよかっちゃろうか・・」と今から考えてはりました。

ときよしはケーキには手を付けずそのケーキの前で孫たちと動画と写真を撮ってからちょっと早めに寝はりました。

 

次の日

ときよしは朝から少し体調を崩してしまいます

昨日の夜にちょっとだけ食べ過ぎたせいでした。でもすぐに治ってなんやかんやであっという間に夕方になり、病院に戻る約束の7時には私と真ん中の子でときよしを病院まで送っていきました。

75歳おめでとう

ときよしと時計とめがねとケーキ