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➍父のすい臓がん闘病生活3月~すい臓がんと特定するまで❷~

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私の父「ときよし」は2017年3月にすい臓がんが見つかりました

内視鏡検査の帰り、ときよしと一緒に私の車で帰りました

車の中でときよしはほとんどしゃべりませんでしたが自分が「多分」すい臓ガンだと確信していました

検査に行く前に本人なりに調べていたかもしれませんが、やっぱり検査したことでほぼそれは確定しました

娘の私以上に本人のショックは大きかったはずです

昔の人なので「ガン」=「死」と思ったでしょう

 

それと今日の検査がとても苦しかったと言っていました

胃カメラはすぐ終わりますがすい臓の検査は別です

苦しくて1時間弱かかったようです

 

病気は何より検査が辛いのです

 

そして3月23日、24日に検査入院をしてもう一度今日と同じ内視鏡検査をする事になりました 今度は組織自体を採りガンを確定するための検査で、今日より大変です

でも・・検査だけに何故そこまで時間がかかるのか・・その時は私ももどかしい気持ちでいっぱいでした

そうしてる間にもし悪性のガンなら進行するし、転移するかもしれないし他にガンになった人の話を聞いても検査自体そんなに時間はかからなかったと聞いていたからです

ガンというのは出来る場所によってみんな違って違う病気の様です

 

~すい臓がんと特定するまで~

「すい臓の検査は大変!!」

1、エコーやCT、レントゲンなど画像検査

2、内視鏡検査1回目(腫瘍の有無を調べる) 内視鏡(胃カメラの様なもの)で胃を通り越し十二指腸やすい臓まで調べる

すい臓は体の奥にあるので時間もかかり痛みもある

なので眠り薬を使いねむってる間に検査(それでも夢うつつに苦しかったそう)

3、内視鏡検査2回目(組織自体の検査) すい臓にある腫瘍の良性か悪性かを調べる

もう一度内視鏡ですい臓までスコープを持っていきその先端に針を付け腫瘍自体に突き刺して組織を持って帰ってくる

持って帰ってくるのも大変なので針の大きさが大・中・小と有り、病変によっては小の針しか入らない場合も・・そうなるとより組織をとるのが難しく、失敗に終わる場合もあるのでその時はやり直し(ときよしは中くらいの針で無事1回で終わる)

4、採った組織を病理検査に出し良性か悪性かを調べる

※ときよしの場合の検査方法

 

すい臓にできる腫瘍はほぼ悪性だそう 「膵液」というのはとても強い消化液なのでそれに打ち勝つ腫瘍はもっと強い腫瘍でとても質が悪いんだそうです