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㉕父のすい臓がん闘病生活12月~放射線治療~

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私の父「ときよし」は2017年3月にすい臓ガンが見つかりました

11月の最後の週位からしてた1日3回の「アセリオ」の痛み止め点滴がときよしには良く効いているようでした。

 

そして、常時点滴で入れている「フェンタニル」や「オキファスト」という痛み止め、「オプソ」飲み薬の痛み止め、座薬の痛み止め・・

 

本当に色んな痛み止めがあります。傷口に効くやつや神経に効くやつ・・痛み止めにも種類があるそうです。

 

こんなにたくさんの痛み止めを使っても調子の悪い時は全然痛みが治まらず、1日辛そうです。どれだけ我慢強い人でも耐えれません。顔はゆがみ、手は震え、身の置き所が分からない・・

それが1日ずっと続きます。

 

担当のA先生が前に言ってた放射線を決めてくださいました。

一時期は「ステント」が入ってるせいで放射線は難しいと言われ、ときよしも気を落としていましたが、何とかできそうです。

どんな処置でもできるうちは本当にテンションが上がります。前向きになれます。

ステントを入れてしばらく経つのでちょっとずつ食べれる様になってきてはいるけど、しばらくしたらやっぱり吐いてしまいます。

 

いつもベッドの脚元に洗面器を用意していて、多い時は1回で洗面器いっぱいに胆汁を吐きます。

 

1日中痛みと嘔吐を繰り返すのです。何度も何度もです。地獄です。

 

そういうものから放射線はちょっとだけ開放されるんじゃないかとA先生が言って下さいました。それを願うだけです。

 

12月11日~年末まで約3週間放射線治療を頑張りました

 

「放射線治療」

 

手術・薬物療法(抗がん剤)・放射線 ガンの3大治療の1つ

ガンの部分に放射線をあててガン細胞を破壊していく治療で他にもガンによる痛みや神経症状などを和らげてくれる効果もあるそうです。効果は治療が終わってしばらくしてから出てくるそうです。

 

 

放射線治療室

 

治療自体はほんの数分、痛くもかゆくもない治療ですが先生たちはいつも緊迫した雰囲気で、治療中も動いたらダメなので本人は結構不安そうでした。このドアの向こうで一人とても緊張してるんだろうなと思うと私も一緒に入って隣にいてやりたい気持ちでした。

 

ときよしにとって、これが最後の治療になりました。そしてこの放射線治療のおかげか治療が終わってしばらくするととっても楽になっていきました。